親もいろいろ、子もいろいろ

保育士を8年もしていると、色々な親御さんやお子さんに出会います。その中で、すごく印象に残っている親子の話しなのですが、子供も4歳くらいになると自我や反抗心が芽生えてくるのですが、それを認めたくないっていうか、成長を喜ぶのではなくて、いつまでも自分のものにしておきたいっていう親も中にはいるんですよね。自分のものにしておきたいっていうのはつまり自分の言う事を何でもはいはいって聞いてくれる子供を求めているんですよね。

でも実際の話し、親の言う事をなんでもはいはいって聞いてしまう子供って将来、人間関係につまずいたり、引きこもりになっちゃうケースが多いんですよね。だって自分で考えたりする力を養って来なかった訳なのですから。

でも、その子は親の言う事をはいはいって聞いてるふりをしているだけで、実際は、親の言いつけなんて全く守っていないのです。だから園ではものすごいやんちゃだわ、乱暴者だはで保育士はものすごく手を焼いているんだけれど親に言っても、うちの子がそんな乱暴な子な訳がないって全く聞く耳を持ってくれないのです。

そして、ある日その子が園庭でふざけていて、顔にかなりの擦り傷を負ってしまったのです。ま、全治2週間ちの事ですが。その事をご両親に連絡するとご両親が揃ってものすごい剣幕で園に来たのです。家の子みたいなおとなしい子がこんな怪我をするなんて一体保育士は何をやっているんだとさんざん叱られたのです。そこで園長が、お宅のお子さんの様子を今度こっそり見に来てはいかがですかって提案をして、後日ご両親がこっそり見にきて愕然としてました。家での態度と全く違う事に。ま親もいろいろ、子もいろいろなんですよね